2009年11月18日
ルネ・ラリック × 岸 勝人
昨日、ギャルリーオルフェさんで開催されていた「ルネ・ラリック × 岸 勝人」特別コラボレーション展を拝見してきました。
岸勝人さんは 京つうでもおなじみ ですね。
つらつらと花生けて
岸さんの手になる花を、はじめて(ゴメンナサイ)目の前にして、花器と花々との取り合わせの妙に感心することばかりでした。
オパルセントガラスの不定形で柔らかい光りを発しているウツワには、ふわっとしたツバキをそっと投げ入れてあったり(下の写真ネ) おおぶりのデコラティブな花器には、カタチや色がはっきりした強い印象の花を西欧風に(写真ナシ、、)などなど
ガラスの棚を若々しい青竹が貫通したかのような、ショーケースの中のニワ、そんなしつらえも現代的で清々しい気持ちにしてくれました。
お話しを聞くと、岸流に花を生けるポイントは2点。(ホントか、、)
つくり過ぎないこと、それに、花の声を聞くこと。
もっとも、花の声はジッと時間をかけて聞くのではなくて、花が話したいようなリズムを生け手(=岸さん)がつくってやって、ポンポーンと対話されていました。ホントに花のことを知っていないと出来ないことですね。
長い時を超えてきたウツワと、今この一時に咲く花とが、互いに緊張感をもってバランスを保っている、まさに時空を超えたコラボレーションを堪能させて頂きました。
岸さんありがとうございました。
Posted by mi-se kyoto at
17:14
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