2010年04月28日
いろにでにけり
大むかし
日本人には、4色だけしか、「色」の名前がなかったとさ。
シロとクロとアカとアオ。
察しのいい方は分かると思うけど、方位とか五行とかの考え方と一緒に、大陸から渡ってきたんだろうね。
もちろん、他にも「色」はたくさんあったけど、その呼び名は、染料とか顔料の。
例えば、写真の空は、どんなイロかって言えば、群青色とか千草色。
そんな風に、モノと見え方(現れ方)とがゴッチャになった、昔のシゼンな捉え方をしていた。
いろにでにけり、と詠まれた頃の いろ っていうのは、
今の「色」っていう概念ではなくって、たぶん、「状態」とか「状況」を表していて、そして「ケハイ」とか「き(ケ)ざし」に通じるそんなもんだったんだと思う。
だからこそ、内面の衝動やゆらめきを、うつすような何かの いろ に心引かれ、それをコトバに書きとめておこうとしたんだろうね。
さて、
この頃は、便利になって、そんな心うち震えた時には、手元の携帯がしっかり記録してくれる(ハズ)
ちょっと前、それはアナログのカメラだった。
アナログがデジタルになって、その可能性も大きくなったけど、片方では失われているものも沢山あって、これから忘れ去られるだろうってものも沢山。
でも、それは考え方次第だし、デジタルだからこそ、沢山の人が楽しんで「状態」や「状況」を書きとめられるようにもなってきているんだよね。
こじつけみたいですけどー
そんな過渡期の、忘れ去られないその前に、いろにでる(ポジでない)前のアナログのフィルム(使用後の)を、持ってきてはくれまいか?
どこに?? って あなたは ここ ↓ に。
http://ameblo.jp/as2blg/entry-10514971723.html
フィルムご持参の方には(実はご持参でなくても)フィルムを素材にした「ジュエリーのかけら」をお持ち帰り頂けます。
アクセスは こちら ↓
http://misekyoto.kyo2.jp/e196357.html
Posted by mi-se kyoto at 14:29│Comments(0)