2009年08月28日
夏の陣
朝晩はすっかり涼しくなって、秋の気配も感じますね。
今年の夏の、というか、戦後政治のある意味で総決算になる衆議院選挙。
日曜日には京都市内にいられないので、昨日は期日前投票に行ってきました。
従来は、いろいろと手間がかかったようですけど、今回には、最初に、期日前の投票をしないといけない理由を書いて(といってもシゴトの場合は、仕事の項に○をつけるだけでしたが)あとは、いつもの投票所と同じ段取りで投票ができました。
簡略化されただけ、人員の確保が大変そうでしたが、これで多くの方が選挙に参加することになるなら望ましいことです。
今回の選挙そのものの打ち出され方(僕たちにとっての見え方)が、やはりマニュフェストを争点にしていて、そのために、近い将来に2大政党になるだろう両者のそれが、違いを明らかにするために、不必要に思われる変革を示して、それが公約にされているようです。
mi-se kyoto の属している職域は建設業なのですが、国づくりを建設に例えれば、政治家が建築家、官僚は技術者になるでしょうか。建築家がビジョンを示して、官僚はそれに技術的裏付けをし、実際に家を建てていく訳です。
でも、建築家によって、家の骨組みや電気や水道の設備がコロコロ変わったのでは、建つべきものも建たないで家人は路頭にまようばかりです。なので、当たり前のことなのですが、建設業界では、そんなベーシックはベーシックとして変わるところはないし、建築家もまた、それをそういうものだと認識した上で、新しいことに挑戦しています。
国にとっての、幹線あるいは背骨になるようなこと、例えば年金制度などは、第1党が変わっても大きく変わらないこと、それがあって初めて、2大政党制も健全にはたらくのではないか、そんな思いで投票してきました。
Posted by mi-se kyoto at 09:18│Comments(0)