松永享子 OP その2
先日お知らせしていた
松永享子 展 ”Observation Points” におじゃましてきました。
子供たちがギャラリーのオーナーとたわむれていたり、お茶をいただいたり、偶然来られた作家とお話していたり、、 いろんな角度から作品をみることで、また新しい一面が現れてきました。
現代美術のキーワードの一つにインタラクション(相互作用)ってのがあるけど、鑑賞者の反応に感応するようなアクティブな作品もあれば、松永作品のようにパッシブなものもある。
作品となって現れているものは、誰もが体験しているものでありながら、ほとんどの人が見落としている、言い替えると、見えているけど意識されていない、日常の断片。
そんな断片の集積が、この世界をつくっていて、実は、その断片の拾い上げ方や組み立て方が、世界を違ってみせている。
松永作品では、その「モノ」の世界と、それをみる僕たちとの、双方の間の不確かな関係を、蝋(ロウ)のもっている、見えながらかつ隠れる半透明の素材感が暗に示しています。(もちろん、管理人の勝手な解釈です)
おもろい。
やっぱり、彼女は変なヤツだった。。
今日から土曜日くらいまでは、作家も在廊しているみたい。
それから土曜日の夕刻からは作家を囲んでパーティも予定されています。
会場では、作家自身の手による 幾つかの”ブック”も手にいれられますので、ゼヒともこの機会をのがさずゲットしてくださいね。
ちなみに、ワタクシは、左の写真のような(思い込みですけど)フランス伝統色の名刺入れを頂きました。
なくさないように、首から掛けられるヒモをつけてもらわんとアカンかも知れない。。
TANADAピースギャラリー
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